エンターテイメント分野で、cgの需要が増えています。デジタル技術による高度なグラフィック表現が可能となり、テレビや映画、ゲームなど、多様な分野で利用が進んでいます。コンピューターによるグラフィックが当たり前のように受け入れられるようになった現代において、多くのグラフィックデザイナーたちが企業などで働いています。新人から仕事のノウハウを学ぶなら、何らかのデザイン事務所や開発チームに所属し、仕事の経験を積むのが確実でしょう。
しかし、事務所や企業に属していると、思い通りの仕事ができないデメリットがあります。仕事の選択肢がない点に、ストレスを感じるグラフィックデザイナーも多いです。そこで、フリーランスになって、自由に希望の仕事を選ぶ立場になるのも判断でしょう。自身が極めたいと考える分野に絞り、仕事の案件が選べるのがメリットです。ただし、cg制作の実力を認めてもらえなければ、望んでいる仕事を獲得できません。
少なくともフリーランスとして独立したばかりの頃は、仕事の案件の選択肢は狭いです。それでも少しずつフリーランスとしての実績を積み、能力が認めてもらえば、望んでいた分野でのcg制作の仕事が獲得できます。グラフィック制作の事務所や企業から独立するのは、リスクが伴います。独立したからといって、必ず成功する保証はありません。しかし、興味ある仕事を選んでしたいという希望に対しては、独立しフリーになるのが有効な方法だと言えます。